淑徳大学大学院総合福祉研究科社会学専攻では、つぎのように教育目的を定めております。すなわち、家族問題、高齢者問題、保健医療問題、地域問題、環境問題等々の社会問題や、より広くは社会病理とその諸現象などに、深くかかわる社会学の諸領域について、高度で専門的な知識や技能を備え、それによって現代社会の構造や動向を専門的に分析し、あるいは問題の解明に寄与しうる高度の能力を持った人材の育成であります。ここには、とくに社会福祉や看護の従事者、教育関係者などを中心とした社会人も、その主要な対象として位置づけられております。
社会学専攻のカリキュラムは、上記の教育目的を受けて、博士前期(修士)課程および博士後期課程カリキュラム表のように構成されております。博士前期(修士)課程と博士後期課程とを通じたカリキュラム上の主たる特色は、以下の5点に要約されます。
- 少子高齢化、国際化、情報化、高度産業化など今日の日本社会の動向に起因する、社会や人間関係の構造的・状況的変化と、それから生ずる新たな社会問題を解明し、これらへの社会的対応を研究する領域の科目が主として配置されております。
- 社会構造、社会変動、社会問題・社会病理の研究においては、上記の諸分野の基礎として、あるいはそれらと平行して、社会学の理論や学説のより高度で専門的な研究が必要となりますから、<理論・学史>の領域にも科目を配置してあります。
- 以上とは別に、社会学の研究にとって不可欠な社会調査の技法と論理を修得するため、社会調査実習が博士前期(修士)課程の必修科目として配置されております。
- さらに、本学専任教員の担当外の専門領域における最新の学術情報についての、外部の専門家によるゼミ形式の特別講義も、現代社会学特殊講義の名称で博士前・後期課程のそれぞれに配置されております。
- 博士前期(修士)課程のカリキュラムはそれ自体で完結したものとして構成してありますが、博士前期(修士)課程と博士後期課程とを通じた社会学専攻全体でみれば、前期(修士)課程のカリキュラムを基礎とし、その上に後期課程のカリキュラムを積み上げ、前期(修士)課程と後期課程とを体系的に接合した一貫したカリキュラムに構成してあります。
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