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ア.専門的研究者としての進路
専門的研究者として進む場合、博士の学位を取得することがきわめて有利であります。したがって、専門的研究者の養成という点においては、学生に学位論文を作成する学力と意欲をいかにして養うかが、研究指導において最も重視されるわけですが、この点についての対応に関しては、後の「博士論文作成のための指導のプロセスと指導上の工夫」のところで、詳しく述べてあります。
さて、学位を取得した後期課程修了者の研究職への就職を可能とするためには、教員や研究員の公募による選考のさいに、他大学の大学院社会学専攻博士後期課程修了者と比して、研究業績において劣ることのないように指導を徹底していくことが肝要です。その方法として、論文指導を徹底し、レフリー制のある学術雑誌への論文投稿を促進するとともに、全国的な学会での発表や研究会での報告なども積極的に行わせることにしております。学内においても、研究発表会などの機会を用意し、多くの教員や学生が参加して学術的な刺激を交換し合えるような体制をとることにしております。
なお、本学大学院社会学専攻博士後期課程は、現代家族、高齢者問題、地域社会、環境問題、社会病理、社会心理といった福祉にとくに関連の深い分野をカリキュラムの重点領域としておりますから、社会福祉の領域での研究職への就職の可能性もあります。
イ.高度専門職業人としての進路
現代家族、高齢者問題、地域社会、環境問題、社会病理、社会心理等についての専門的な知識・技能を備えた高度の専門的職業人を必要とする職種には、つぎのようなものが考えられます。
- 国家公務員および上級地方公務員社会職
- 家庭裁判所調査官補等各種の国家公務員専門職
- 民間の社会福祉や看護、教育の分野での管理・専門職
- 各種の社会調査研究所等における高度の専門的調査の企画・実施・分析等の職種
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