迷惑メール対策について

2005.5.25

メールの送信者制限

 迷惑メール及びウイルス添付メールの増加に伴い、淑徳大学千葉キャンパスユーザー宛のメールについて送信者制限を行っています。

  通常電子メールはプロバイダ・企業・学校等の固定のIPアドレスを持つ送信サーバーを使って送信されます。しかし、迷惑メールやウイルス添付メールはそのほとんどが 一時的なIPアドレスを使った末端のコンピューターから相手の受信サーバーに直接送信されています。 (ウイルスの感染や悪意を持ったホームページの閲覧によって、一般ユーザーのPCが知らぬ間に第三者に不正利用されているケースが大半を占めています)
 この対策として、千葉キャンパスのメールサーバーの受信記録を日々チェックし、以下の条件に該当するメールについて受信拒否の設定を行っております。 (個々のメールの内容をチェックしているわけではありません)

  1. 明らかに固定アドレスではないと思われるもの
  2. 迷惑メールの送信業者であると認知されているもの
  3. 無意味な文字の組み合わせのメールアドレス
  4. 送信元のIPアドレスあるいはドメイン名が詐称されているもの
  5. 一部の国についてはその国で登録されているドメイン全て
    アルゼンチン、ベルギー、ブラジル、スイス、チリ、コロンビア、チェコ、スペイン、ハンガリー、
    イスラエル、イタリア、ラトビア、モロッコ、メキシコ、モザンビーク、オランダ、ペルー、ポーランド、
    ポルトガル、ルーマニア、ロシア、スウェーデン、シンガポール、スロベニア、スロバキア、
    サントメ・プリンシペ、タイ、トルコ、ウクライナ、南アフリカ、等
    上記に加え、迷惑メール及びウイルスメールに特有な文字列をソフトウエアにより走査し該当するものを削除

  これらの対策により正当なメールが受信拒否(特にアジア・南米・欧州)される可能性もありますので、来るべきメールが来ないなどの場合にはサーバールームSEにお問い合わせいただきますようお願いいたします。受信拒否対象になっている場合、送信者のメールアドレスを登録することで受信できるよう設定いたします。

 受信拒否リスト (千葉キャンパスのユーザーのみ参照可能)

  なお、大学のメールアドレス宛の迷惑メールにお困りの方は、ヘッダ情報(送信者のメールアドレスやIPアドレス)がわかるように該当する迷惑メールを添付ファイルとして に転送してしてください。可能な範囲で対応いたします。

迷惑メールを減らすにはどうするか

  1. アンケート回答など信頼性の低い用途のための「捨てアドレス」を用意します。
    この「捨てアドレス」は無料で使用できるメールサービスを利用します。
    大手のフリーのメールサービスでも迷惑メールの振り分け ・ウイルスチェック機能等があり利用価値ありです。
     
  2. 迷惑メール内に示されている「メール配信解除」に解除依頼を出してはいけません。
    あなたのアドレスが生きていることを相手に確認させることとなり、今以上に迷惑メールが増える可能性があります。
    無視して削除するか、送信元のプロバイダにメール全文を添付して対処を依頼しましょう。
     
  3. 自分のWebページでメールアドレスを公開する場合、メールアドレスであることがわかりにくい記述方法にすることも有効です。
    世界中のWebページを検索し、メールアドレスと思われる文字列を収集するプログラムが存在するからです。
    例えば以下の記述を使うと
    <script type="text/javascript">
    <!--
    str1 = "example";
    str2 = "&#64;";
    str3 = "soc.shukutoku.ac.jp";
    document.writeln("<a href=mai"+"lto:"+str1+str2+str3 +">mai"+"lto:"+str1+str2+str3 +"</a>");
    // -->
    </script>

    ←このように表示されます
    この程度のことで結構効果があると思われます。
     

    根本策は「メールを使わない」ということなのですが、まぁそれでは意味が無いということで・・・。