BBSとは?
BBS=Big Brothers and Sistersの略語です。
その名のとおり、「お兄さん・お姉さん」のような身近な存在として、「悩みごと」があったり「不安」を抱えて毎日を過ごしている人達などを、“同じ目の高さで”接しながら、同じ地域で生活している同じ年代の仲間として、彼らが健やかに成長することを支えていこうというボランティアの活動です。
全国で約6,000人のBBS会員が、それぞれの地域で少年たちと交流したり、非行のない社会環境づくりのための活動を展開しています。地域によって、最近では、引きこもりや不登校の少年たちとも交流をはじめています。
又、学生だけで構成されている地区は学域と呼ばれ、千葉県には、千葉地区、東京成徳地区、城西国際地区の、3地区の学域があります。
千葉地区BBS会は?
千葉地区では、ともだち活動が盛んに行なわれています。その他に、アロック、SSTへの参加、全国学生BBS交流会への参加、千葉県・栃木県学生BBS会員交流研修会(隔年ごとに主催or参加)、BBSサマーキャンプへの参加、まあるい教室など、様々な活動をしています。詳しくは、主な活動に載せてありますので、ぜひご覧ください。
そして、千葉地区が活動するにあたって、保護観察所や保護司会などから、援助を受けて活動しています。
活動の仲間=BBS会
BBSの活動は、それぞれの地域ごとにある「地区BBS会」というグループで行っています。
それぞれのBBS会に集まっているのは、地元にある大学の学生や、その地域で生活していたり働いたりしている、主に18才〜30才くらいまでの人たちです。私たち千葉地区では、淑徳大学の学生で活動しています。
「BBS会員」になるには、特に資格はいりません。同じ地域の中で、悩んだり不安を抱えて苦しんでいる同世代の人たちの「力になりたい」と考えて入会を希望し、熱意と誠意を持って努力している若者が、それぞれの地域の「BBS会」を支えているのです。
ふれあい・ふれんどしっぷ・プロジェクト
BBSは、地域社会のいろいろな少年たちと、スポーツやレクリエーション、学習指導などさまざまな形で“ふれあい”ながら、彼らが“ふれんどしっぷ”を感じてこころの寂しさをやわらげたり、喜びや楽しさを見出すことにより、その健全な成長を援助する「ふれあい・ふれんどしっぷ・プロジェクト」を実施しています。
このプロジェクトをより効果的に推進するために、保護観察所をはじめ、児童相談所、児童養護施設、児童自立支援施設などの児童福祉施設、小中学校などの教育機関、少年院などの矯正施設、地域のこども会、その他少年に関係するさまざまな機関や団体とのネットワークを広げたいと考えています。