心理学科では、一年次生から社会人としての素養を身につけてもらうため、就職関連に限定しない幅広いガイダンスを始めています。ガイダンスのテーマとして前期は、
- 今後の学生生活の過ごし方と進路について考える
(人生でこんな有意義な時間はないのだ)
- 学業と就職を考える(キャリアを考える視点をもつ)
- 将来のキャリア目標と行動プランを立てる
(有望な就職ターゲットについて考える)
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の3回が終了しました。後期は、 |
- コミュニケーション能力の重要性について考える
- 社会人としてのマナーの重要性について考える
(学生生活から基本的マナーを身につける)
- パソコン講座
(ワード、エクセル、Eメール、インターネット)
を開催する予定です。なお、ガイダンスは2年次以降も継続して行われる予定です。
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さて、4月の入学当初に行われたアンケートの中で関心の高かった項目は、「大学院への進学」「就職先」「学生生活の過ごし方」でした。これを見ても、卒業後の進路に関する関心は非常に高いものと思われます。大学での専門を生かした進路としては、次のような分野が考えられます。 |
- 大学院
卒業後に大学院に進学することによりスクールカウンセラー、家庭教育カウンセラーなどをはじめ、臨床心理専門職を目指す方向です。このため、淑徳大学では大学院社会学研究科に心理学専攻を開設し、臨床心理に関する専門的職業人の養成も行っていく予定です。
- 心理専門職
大学院に進学しなくても、家庭裁判所、少年院、少年鑑別所、保護観察所、警察などの公務員の心理専門職、社会福祉施設・病院などの心理職(ソーシャルワーカー)として活躍する道です。
- 一般民間企業
こうした心理専門職のほかにも、一般民間企業の人事管理、教育訓練、労務管理、広告、マーケティングなどの部門や新聞、放送、出版などのマスコミ関係の就職も考えられます。
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(社会学部学生厚生委員会副委員長・助教授 大橋 靖央) |