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夢を通じて、日本を元気に!

ソーシャルビジネス研究会social BusiNess

社会の課題を解決する方法として、現在、ソーシャルビジネスという仕組みやソーシャルマーケティングの手法に注目が集まっています。地域で、その地域を元気にしていこう、社会の課題を解決しようという思いに基づいたたくさんのソーシャルビジネスが生まれれば、その地域はますます元気になり、たくさんの方々がもっと幸せになることができる、と思います。ソーシャルビジネス研究会では、このソーシャルビジネスやソーシャルマーケティングの仕組みや方法を検討していきたいと考えています。

第一回講演会

陸前高田とグルジアワインを「思い」が結ぶ

講師:本間真理子氏(H&Nワインジャパン株式会社 代表取締役)

日時:2012年8月5日(日)17:00-19:30
会場:ライフステーションオニオン(千葉市稲毛区柏台ファミールハイツ内)
参加費:2000円(学生1000円)※軽食、飲み物代金
お申し込み先:当日のワインと軽食の準備のため、できるだけ8月1日(水)までに、
矢尾板俊平までメールにてお申込みください。
案内チラシ  

第1回目の研究会では、昨年の3月以降、東日本大震災の被災地である岩手県陸前高田市の支援活動に従事され、その後の本年5月に支援活動を続けていく中で、グルジアワイン輸入販売の会社を立ち上げられた本間さんをお迎えいたします。ご参加いただいた方とともにグルジアワインを試飲しながら、本間さんの国際NGOでのご活動、なぜ陸前高田市での活動からグルジアワイン輸入販売の会社を立ち上げようと考えられたのか。グルジアワイン輸入販売の会社での事業から、今後、どのような社会事業を展開されていこうとお考えなのか。本間氏の思いをお聞きしながら、ソーシャルビジネスの可能性について意見交換させていただければと思います。
なお、グルジアワインは世界最古のぶどうの原種から生まれ、クレオパトラが一人ワインを傾け涙したと伝えられていて、「クレオパトラの涙」とも呼ばれているようです。

講師プロフィール:
1956年東京渋谷で生まれる。(両親がレデンプトール修道院に勤務していたために修道院で育つ。)。都立駒場高校保健体育科、一ツ橋スクール・オブ・ビジネス卒業。スイス銀行勤務を経て国際協力NGOジョイセフに勤務、発展途上国の女性支援・母子保健推進プロジェクトに30年間従事。NGO在籍中のユニークな活動としては、次のような活動があります。国内の小中高校で家庭科の教材として使われた足踏みミシン1700台余をアジア・アフリカ・中南米の23カ国の女性の自立支援のために寄贈。/ 国際家族計画連盟により設立された女性の自立、地位向上に貢献する日本の女性組織を顕彰する「加藤シヅエ賞」の事務局として賞を運営。/ 国連人口基金親善大使の事務局として有森裕子親善大使の途上国訪問を企画・サポート。/国連人口基金事務局長の特命で東日本大震災で被災した母子支援活動に従事。

講師からのメッセージ:
昨年の3月以降、被災地を訪問する度に物資もサービスも圧倒的に不足している事実に衝撃を受け、個人的に被災地に通い続けました。被災地支援活動に専念するために11月には30年勤務したNGOジョイセフを退職。12月に笑顔の陸前高田「陸前高田に送るフルコース」という年末、年越しイベントを発起人として企画・実施しました。
被災地支援の活動資金集めの苦労を教訓に退職金でグルジアのマイクロゾーンにブドウ畑を購入。現在は3ヵ所40ヘクタールのブドウ畑のオーナーとしてワイナリー建設を行うとともに、5月に日本への輸入・販売を手がける会社を設立。(3種類の酒類販売免許の取得申請中。)汗と涙の経営者修行に試行錯誤を重ねつつグルジアワインの素晴らしさを伝えるために奔走する毎日です。

矢尾板俊平研究室

〒260-8701
千葉市中央区大巌寺町200 淑徳大学コミュニティ政策学部

TEL 043-265-7331